タイに進出し駐在員を一人置いたものの日常業務が回っていない、タイで起業したけれどもタイ人を雇用できず、あるいは雇用してもすぐに退職されてしまう結果、経営者が日々、瑣末な実務に追われている、こういったケースを弊社ではたくさん見て参りました。社内管理だけで経営に注力できなかった結果、タイからの撤退や、廃業されるケースも少なくありません。お金を出して、会計会社やコンサルティング会社に丸投げすればいいじゃないかという単純な話でもありません。タイでは経理業務は超人材不足の業種ですから、ほとんどどの会計事務所のタイ人は1人で何十社と抱えていてオーバーワークで時間に窮しています。ミスも起きます。特に、日系企業をはじめとする外資企業は、本来各社個別に担当者を置いて処理されていてしかるべき社内業務量をそういった担当に押し付ける結果、連携がうまく取れず、片や、タイ人の悪口を言い、片や、この書類ではどうにも処理できないとつき返し、双方多忙ののなか時間が空費されてしまうことも日常茶飯です。こうした現状から、弊社では、経理担当が居ない、専門知識がない、タイ語がわからないといった方でも簡単な操作でお使いいただけるタイのビジネスシステム「eBanghii(イーバンチ)」を開発しました。
eBanchiiによって大きく改善できるのは、面倒な見積書作成・請求業務・領収書発行作業です。自社用にカスタマイズされた見積書/請求書/タックスインボイスをオンライン発行できます。もちろん、Invoice番号、Taxinvoice番号等、タイの経理処理で重要視される番号付けを完全自動化。手動入力による連番ミス、重複ミスがなくなり、請求業務を一気に効率化することが可能となります。出先で本社経理とコンタクトを取れない営業マンも、セルフ入力で請求書を即時発行でき、ビジネスチャンスの拡大が望めます。未収金の把握もらくらく。
タイでのビジネスで面倒なのが、事あるごとに源泉徴収票(バイハクナティージャイ)を求められることです。タイ国内でのサービスに対する支払いには必ず源泉徴収が必要。取引先への代金支払い時、パートやアルバイトの方への労賃支払い時、社員の個人所得申請時などにさっとデータを出すことが出来るようになります。eBanchii上でデータ抽出ができるので、社員個人所得税申請(ポーゴードー1、ポーゴードー91)、対法人の源泉徴収税申告(ポーゴードー53)、対個人の源泉徴収税申告(ポーゴードー3)の集計もらくらく。翌月に支払う源泉金額分の把握が可能です。
社内での購入がある場合は、購入者が出金伝票を作成。経理担当者が仕分けをすれば、そのまま、経営者は損益計算書・バランスシートをリアルタイムで見ることが出来ます。会計部門や会計事務所が監査し作成された財務諸表は、正確だが手元に届くのが遅い・・・とこんな悩みを持つ経営者は、格段に早く経営状況を把握できるようになります。
従業員管理が楽々。
残業時間や手当、所得税など、基本情報を入力するだけで給料明細をワンクリック出力できますので、毎月月末の給与明細発行に時間がかかりません。
外国人スタッフのビザ期限、ワークパーミット期限、90日レポート期限なども管理。
労働局や社会保険庁からの係官が見回りに来た場合でも、労働者名簿、賃金台帳がさっと提出できます。
顧客管理が楽々。
顧客情報や取引先情報を入力やファイルのアップロード方式で手軽に保管。
1人のユーザーが入力した顧客情報は、自動で他のユーザーに共有されますので社内の担当者が変わっても同一の対応ができます。
クラウド型だから事前インストール不要で、インターネット環境さえあればどこでもご利用が可能です。Windows,Mac,Tablet,スマートフォン(Android、iPhone)を問いません。これまでのエクセル作業では複数同時処理ができませんし、外出先でのデータ確認が不便なのは言うまでもありません。この点、eBanchiiは事前インストール不要で、インターネット環境さえあればどこでも社内データを共有、ご利用になれます。システム上で情報共有できるから社内でのコミュニケーションリスクを軽減できること請け合いです。
退職社員にローカルファイルを削除されたり、破損してしまったりした場合でも復旧可能。IDとパスワードさえ管理していただければ、口座情報は、256bitのSSL暗号化通信を採用したサーバーの元で厳重に保管されています。属人化した業務のマニュアル化を進め、eBanchiiに搭載すれば、引き継がずに退職する社員が居たケースなどでも、困りません。
自社に合うソフトがない、かと言って、独自開発するととんでもない金額になってしまう。。。と社内システムの構築をあきらめている経営者の方。 また、eBanchiiで従来の自社のフォーマットを使いたいという経営者の方。うちの業務はシステム化できない! とおっしゃる経営者の方。エクセルで非効率な管理をされているならば、間違いなくeBanchiiに機能追加しクラウド化するのがお勧めです。業務が属人化しているならば、社内業務のマニュアル化を進め、eBanchiiに機能追加してみましょう。低価格で実現すると思います。
機能 |
概要 |
請求業務 | 見積書作成、請求書作成、タックスインボイス作成。 |
自動連番、類似請求の複製機能、PDF出力,未集金管理 | |
Invoice/Taxinvoice/Recipt/DeliveryNote/Debit Note/Credit Note出力 | |
顧客管理 | 会社名 担当者名 TaxID emaiなど取引先情報の共有。 |
従業員管理 | 従業員台帳、個人所得税管理・交通費管理・給与明細発行 |
複数ID発行機能。権限設定。 | |
伝票 | 出金伝票、入金伝票、振替伝票 |
源泉徴収票 | 源泉徴収票作成 |
台帳 | 資産台帳、減価償却計算、在庫管理。自社商品登録。 |
出力 | 損益計算表。バランスシート。 |
その他 | エクセルで管理している業務であればeBanchiiシステムに搭載し、クラウド化可能(別料金) |
eBanchiiのベーシックな基本操作画面です。シンプルに抑え、感覚的に使える設計となっており、どんなレベルの社員の誰も使うことが出来るでしょう(当然、役職ごとの権限設定は可能)。当初、顧客登録、社員登録、商品/サービスのItem登録をすることによって、その後は、請求業務、業務管理、領収書や源泉徴収票、給与明細発給、支払い管理を行うことができ、通常業務のスピードアップを図ることができます。
eBanchiiは、タイで販売されている他のインストール型会計ソフトよりも価格においてリーズナブルです。もっと言えば、導入時より、eBanchiiをベースに御社だけの基本カスタマイズを行いますので、プログラマを長期雇用して独自の自社システムを開発するコストにくらべれば、「格段に安い」と言えるでしょう。
さらに今後は、eBanchii利用者による追加機能の開発実績によって、年々使い勝手が向上し、また、全般的な開発コストも抑えることができます。
初期設定費用 | 49,000THB |
月間利用料 (年間一括5もしくは半期一括更新) | 2,500THB |
eBanchiiをベースに御社だけのオリジナルシステムを低価格で導入可能。
機能追加など、追加費用に関しては別途お見積もりいたします。 |
eBanchiiは当初無料でご利用になることができます。1週間の無料でご利用いただき、導入するか導入しないかを見極めてください(1週間後にログインができなくなります)。御社におけるカスタマイズ事項などご要望があれば打合わせ、別途見積もりをいたします。弊社においてシステム利用料のご入金を確認ができましたらIDは1年間有効となります。その後は1年ごとに年間利用料がかかります
eBanchiiの価値は、タイ人でも日本人でも利用できるということです。数万バーツ出してタイの会計ソフトで有名なExpressを買った、Accを買った、だけど操作できる経理のものが居ない、担当が退職してしまった、日本人は操作できないでは、ソフトへの投資が無駄になります。
eBanchiiは、経理の知識、語学力をあまり必要としないくらい作りこまれたシステムです。インストール型会計ソフトと異なり、社員全員に利用させようとするとライセンス料を人数分払う必要があるということはありませんので、社内全員が利用することができて、業務効率が格段にあがることは間違いありません。
eBanchiiによって御社にシステムを導入できるのであれば、気が遠くなるような開発時間と、その間にかかるプログラマの人件費を節約でき、上記金額の価値はあると自負を持っております。
© 2015 Sabaijai Consulting Co., Ltd. All Rights Reserved.