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タイの教育制度・学校について (除く、日本人学校)

タイの学校制度について

区分 年齢 就学率
保育園 幼稚園 6歳未満 74%
小学 (パトムスクサー ประถมศึกษา) 満6歳~満15歳 104.8%
中学 (マタヨムスクサーมัธยมศึกษา) 前期 満12歳~満15歳 95.6%
後期 満16歳~満18歳 68.1%
大学(マハーウイティヤライ、มหาวิทยาลัย) 学士
  60.5%
修士  
博士  
  ※色がついているのが義務教育部分。
  ※飛び級制度があるので、優秀であれば2学年先迄進学可。
余談ですが、タイの学生の身なりは画一的です。 男子であれば、高校生まで、坊主頭に半ズボン、大学生から、髪型自由で大学制服。女子であれば、高校生まで、オカッパ頭にスカート、大学から髪型自由で大学制服です。シャツだけを見ると、ぶかぶかのワイシャツを着ていたのが、大学生になると急に俗にいうパツンパツンのぴったりシャツを着るようになります。体育の日と虎の子の日は服装が違いますが省略。

ユネスコによると2005年のタイの青年識字率は98.1%、アジアでは日本、シンガポールと並んで高水準です。義務教育は15歳までですが、タイは学歴社会なので、総じて就学意欲は高いです。また18歳未満の年少者の労働は賃金的にも割に合わず、雇用者側も法的制限があって雇いづらいため、地方の農村に生きる人や、経済的に余裕のない家庭で育ったのでなければ、ある程度の学力、知能訓練を経ているといえます。

私は妻の実家が田舎なので、帰郷の際に文盲の高齢者と出会うこともあります。またバンコクでさえ、不幸な生い立ちだった人や、カンボジア人やミャンマーから出稼ぎに来た人は当然のことタイ文字が読めなかったりします。ん? タイに住む日本人も、タイ語の読み書きもできない人がほとんどでしょうから、タイでは文盲に近い側にいるともいえるでしょうね。

旅行やちょっとの出張でタイに来ていると、タクシーの運転手やホテルの人、ガイドの人、観光地のお土産屋の店員、夜の商売の人くらいの交流となってしまって、誤解も生みますが、バンコクのような大都市が、無知蒙昧な人々が住む原始社会であろうはずがありません。

タイの初等教育

タイの初等教育は、ประถมศึกษา(パトムスクサー)の最初のปの字を取って、ポー・1(ヌン)~ポー・6(ホック)と呼ばれます。タイ語を学習する外国人の方は、ポー・ホックという言葉を聞かれたことがあることがあるでしょう。タイ国認定の、小学6年生程度の語学力の試験となります。

義務教育なので、適当な理由なく就学させなかった両親・保護者または監督人に対しては1000バーツ以下の罰金が課せられます。適当な理由とは、(1)子供の身体または精神に欠陥がある場合(2)子供が保健省が定める伝染病を持っている場合(3)その子供が学校に行くことにより、困る人ができてしまう場合(4)満14歳の誕生日を迎えていないにもかかわらず、文部省が定める小学校6年生の教育課程をすべて 修了している、またはそれに類する成績である場合。

タイの中等教育

中等教育は、มัธยมศึกษา(マタヨムスクサー)の最初のมの字を取って、モー・1(ヌン)~モー・3(サーム)までの義務教育と、モー・4(シー)~モー・6(ホック)までの日本でいう高等教育に分かれます。実学に進む人も多く、高等教育は受けず、ボーウオーチョー、ポーウオーソーといった職業訓練校(โรงเรียนอาชีวศึกษา・ローンリアン・アチープ)に行く人も多いです。

タイの大学

卒業した学士をปริญญาตรี(バリンャートリー)、大学院修士をปริญญาโท(バリンヤートー)、博士をปริญญาเอก(バリンヤーエーク)と呼ばれます。進学率については日本よりも低いですが、これは経済的な面が大きいかもしれません。レベルは日本以上にピンきりなので企業での採用には注意が必要かも。はっきり言うと、分数の足し算もできない、英語もアルファベットを知っている程度くらいのレベルという大卒の人でいますし、頭の回転もよい上にタイ語・英語・中国語とも自由自在で、さらには日本語もできる上に給料は普通のタイ人より少し多いくらいで満足です、というような超人的な人もいます(なおかつ容姿端麗な人を私は知っています。それは私の嫁です。なんてこれは冗談、タイジョークです)。本題。私の主観ですが、ざっくり言うと、有名なチュラロンコーン大、タマサート大、マヒドン大、カセサート大、このあたりは優秀の部類(優秀かつ裕福であれば、タイ国外の大学を目指す人も多いです)。「そんじょそこら」の大学と言っても良いのが、無試験での入学が可能なランカムヘン大学(学生数は約36万人)とスコータイのタマティラート大学(同じく約16万人)で、大学卒の履歴が欲しいだけの学生が文字通りごまんと居る一方で、働きながら学問を志ざし通学するまじめな苦学人がいたりして、学生のレベルはまちまち、玉石混交です。

[コラム] 日本に住んでいたとき、タイ・レストランや、タイ・マッサージ店で、意外にもチュラロンコン卒の人と何人か出会いました。普段は留学生かなにかでアルバイトとしてやっているようです(ほんとは働いたらだめなんですが、それはおいておいて)。日本だと外国人の就職は日本人以上に苦労するところで、特にタイ人だとまあタイ関連の職業という選択肢しかないのでしょう。それで、来タイして、この話を職場のタイ人にしたら信じてもらえていななくて冗談を言っているとでも思っているのか、ウケてました。タイ人でチュラロンコン大の人だとまず、肉体労働者やレストランの給士なんて眼中にない職業でしょうからねえ、むしろ職業に貴賤ありの意識がありますから、差別意識のほうが強いですから。えーと、日本に居るタイ人はけっこう優秀な人もいるという話。

付記事項

[付記1]学校年度が微妙に違います!
タイの学校年度は、5月16日から翌年3月15日まで(2学期制で、9月の末ごろから10月の下旬までが中間休み)。日本では4月生まれが早生まれとなりますが、タイでは一つ下の学年となりますね。

[付記2]タイの大学の卒業式は卒業した翌年というシステム!
大学の卒業式は、卒業の翌年の2月。卒業式には一人ひとりに証書を手渡すため、予行練習をします。この予行演習のために会社を休むなんていうことがあるのですが、タイに駐在したばかりの日本人だとまず知らないので、訳わからない言い訳してズル休みしやがって、みたいなことにもなりがち。

タイの大学ランキングTOP40 (タイの大学のレベルは低くない)

英教育専門誌、タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)による「世界大学ランキング」2012から。基準については 研究力、就職力、国際性、教育力の側面からの評価点数のようです(Peer review score研究者の評価(40%)、Employer review score雇用者の評価(採用したい学生の出身大学)10%、Staff/student score教員数と学生数の比率(20%)、Citations/staff score教員一人あたりの論文引用件数(20%)、International staff score外国人教員比率(5%)、International students score外国人学生比率(5%))。はい? こんな表を持ち出す私も大した大学卒ではありません・・・。

タイ国内
順位
THE順位 タイ大学名 日本の大学(THE2010ランキングなので順位は参考程度)
1 140 Kasetsart University 東京大学(24位),京都大学(25位),大阪大学(49位),東京工業大学(60位),名古屋大学(91位),東北大学(102位)
2 173 Chulalongkorn University 九州大学(153位),筑波大学(172位)
3 202 Mahidol University 早稲田大学(182位)
4 228 Prince of Songkla University 慶應義塾大学(206位)
5 233 Khon Kaen University  
6 236 Chiang Mai University 神戸大学(234位),広島大学(254位),東京医科歯科大学(300位)千葉大学(318位),熊本大学(401-450位),長崎大学(401-450位),岡山大学(401-450位),東京都立大学(401-450位),横浜市立大学(401-450位),大阪市立大学(451-500位),東京理科大学(451-500位),横浜国立大学(451-500位),岐阜大学(451-500位),金沢大学(451-500位),新潟大学(501-550位),立命館大学(501-550位),東海大学(501-550位)
7 576 King Mongkut´s University of Technology Thonburi 群馬大学(551-600位),鹿児島大学(551-600位),埼玉大学(551-600位),三重大学(551-600位),同志社大学(551-600位),
8 638 Thammasat University お茶の水女子大学(600-位),青山学院大学(600-位)
9 677 King Mongkut's Institute of Technology Ladkrabang  
10 727 Mahasarakham University ***イサンにある大学の町だけに、素直な感じの人が多いかも
11 764 Suranaree University of Technology  
12 1078 Asian Institute of Technology Thailand  
13 1119 Silpakorn University  
14 1305 Naresuan University  
15 1388 Srinakharinwirot University  
16 1399 Burapha University  
17 1474 Assumption University of Thailand  
18 1561 Rajamangala University of Technology Lanna  
19 1561 University of the Thai Chamber of Commerce  
20 1620 King Mongkut's University of Technology North Bangkok  
21 1651 Maejo University  
22 1713 Rajamangala University of Technology Phra Nakhon  
23 1746 Ramkhamhaeng University オープン大学。**私観ですが、ランカムヘン大学というのを、ひとつの基準としてよいのではないかと思います。人口的に多いのが、イサーン出身で、ランカムヘン大学卒業の人となりますが、個人的にはこの属性だと、本人の自身と能力のバランスが異なることが多いので、ちゃんと入社試験をしないと危険である。入社日に来ない、突然会社を辞める、会社のお金や物を横領、朝に簡単な用事で外出したはずなのに夕方に戻ってくるなんていうレベルの人の属性を聞くと何故かこの・・・偏見失礼、以下略
24 1779 Ubonratchathani University  
25 2000 Rajamangala University of Technology Isan  
26 2021 Walailak University  
27 2051 Payap University  
28 2063 Suan Dusit Rajabhat University  
29 2120 Rajabhat Institute Chandrakasem  
30 2136 Mae Fah Luang University **英語の授業が多いので英語ができる子が多い。良い。
31 2148 Yala Rajabhat University  
32 2172 National Institute of Development Administration  
33 2231 Bangkok University **お坊ちゃん学校、お嬢様学校とか言われる。学費高い。
34 2359 Siam University **そこそこ以下かも。のびのびとしたタイ人気質の人が多い気がする
35 2375 Pibulsongkram Rajabhat University  
36 2427 Surindra Rajabhat University  
37 2433 Huachiew Chalermprakiet University  
38 2510 Sakon Nakhon Rajabhat University  
39 2542 Rangsit University  
40 2566 Sripatum University  

Asean大学TOP10(2003)

タイ人に関してのいくつか

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